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平成20年度エクスターンシップの実施について

平成20年度エクスターンシップの実施について

 北大法科大学院の深化プログラムにはエクスターンシップという科目があります。学生が弁護士事務所等において一定期間実務に携わり、これを単位として認定する制度です。詳しくはシラバスをご覧ください。

 平成20年度は、57弁護士事務所及び公正取引委員会に計60名の学生を派遣しました。派遣先は以下のとおりです。

派遣先一覧

学生インタビュー・エクスターンシップ体験記

北海道大学法科大学院3年生 田浦一

 私は、今年の2月に約1週間にわたり、エクスターンシップとして札幌市内の弁護士事務所にて実習をさせていただきました。実習では、実際に先生が受ける相談への同席、公判の傍聴、証人との話し合いなどの主要な業務のほか、弁護士会の委員会への出席など、実務家の普段の業務内容を広く直に見ることができます。これは、法曹という職業の現実を知るまたとない機会であるとともに、自分の未来をイメージすることにも非常に有意義な機会でした。

 教科書等でひたすら法律論を学んでいる学内での勉強とは異なり、実習では、多重債務や交通事故、ストーカー事件など、実際にさまざまな問題に直面して悩みを抱えている方々とたくさん接することとなります。このような方々の相談を聞くことは、法曹という職業が果たしている社会的意義を認識させてくれるとともに、自分もこういう方々を助けていきたいという気持ちが生まれ将来へ向けてのモチベーションとなります。

 また、現在の学習に結びつく面もあります。実際の資料を見ながらそれを法律問題としてくみ取っていく作業は、これまで学習してきた理論面を立体化する作業であり、それによって曖昧な理解であった理論が正確に理解できるということも多数ありました。実務的な視点から法律問題を捉えることの重要性を認識させられました。

 さらに、業務とは離れて派遣先の先生と話す機会も多くあります。そのような機会に、受験時代の苦労話や、現在の仕事の遣り甲斐、趣味に至るまで、さまざまな話を聞くことも自分の将来像を思い描くのに役立つ、大変貴重な体験でした。

 このように、エクスターンシップでは、一週間という短い期間であっても、将来につながる多くの経験をすることができます。このような機会を与えてくださった法律事務所及び大学関係者の方々には、大変感謝しています。法科大学院に入学した方は是非とも、エクスターンシップを履修することをお勧めします。

最終更新日:平成21年7月6日

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