サマーセミナー2018

平成30年度 北海道大学サマーセミナー
最新の知的財産訴訟における実務的課題――特許法をめぐって――

 北海道大学大学院法学研究科は、知的財産事件に携わる実務家を対象として、サマーセミナー 「最新の知的財産訴訟における実務的課題」を開催いたします。セミナーでは、知的財産訴訟の最新の問題点とその対策を、実務家向けにわかりやすく解説します。今年度は、特許法に関する課題を取り上げます。

日本弁理士会会員のみなさまへ:
 本研究科は、日本弁理士会継続研修の認定外部機関として認められております。このセミナーは、日本弁理士会の継続研修としての認定を受けています。
 日本弁理士会会員の皆様は、本セミナーを受講し、所定の申請をすると、外部機関研修として1回受講ごとに2単位が認められ、全回受講の場合は最大16単位が認められます。

 なお、8/17(金)16:45~17:30に実施予定の韓相郁先生の講義は、講義時間の関係で、弁理士会の外部機関研修外の特別講義として実施いたしますので、弁理士会の研修としての単位を認めるものではありませんことをご留意ください。

対象  知的財産事件に携わる実務家(弁理士、弁護士、企業の知的財産部員等)

期間  2018年8月16日(木)~8月19日(日)
  [午前]10:00-12:30 [午後]14:00-16:30 (質疑応答、休憩を含む)
     ※一部の講義のみを選択して受講することも可能です。

場所   北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟 2F W203号室                   https://www.juris.hokudai.ac.jp/riilp/map/
受講費  無料  

※本研究科運営のための「研究奨励寄附金」へのご協力を、1口2万円からお願いしております。

講師  

清水  節 (柳田国際法律事務所弁護士)
飯田  圭 (中村合同特許法律事務所弁護士・弁理士)
韓  相郁 (韓国 金・張法律事務所弁護士)
田村 善之 (北海道大学大学院法学研究科教授)
吉田 広志 (北海道大学大学院法学研究科教授)

講義日程

日時

テーマ

講師

単位

8月16日(木)

10時-

12:30

裁判例を通じての特許発明の進歩性について

清水

2

14時-

16:30

特許権侵害訴訟における均等論の第1要件及び第5要件の解釈適用-知財高裁大合議と最高裁との関係の制度論的考察も含めて-

飯田

2

8月17日(金)

10時-

12:30

特許権侵害訴訟における損害論の裁判実務-学説との相剋を踏まえて-

飯田

2

14時-

16:30

特許権侵害に対する間接侵害

田村

2

16:45-

17:30

知的財産権の未来と属地主義原則との調和-韓国の国際裁判部と外国語裁判の実務を中心に-

8月18日(土)

10時-

12:30

特許権の消尽

田村

2

14時-

16:30

特許の補正・訂正に関する実務上の問題

吉田

2

8月19日(日)

10時-

12:30

用途発明の新規性と保護範囲

吉田

2

14時-

16:30

特許に関する近時の最高裁判決の検討-プロダクト・バイ・プロセス・クレーム、存続期間の延長登録等-

田村

2

懇親会    8月16日(木)17:00~20:00    

レストラン「エルム」(北大構内)にて懇親会を開催いたします。
参加を希望される方は、下記の申込みフォームからあわせてお申し込み下さい。
会費 5,000円

申込方法  下記のサイトの申込みフォームから 2018年8月10日(金)までにお申し込みください。

申込みフォーム

     ※各回とも申込先着順で定員になり次第、受付を締め切らせていただきます。

連絡先   北海道大学大学院法学研究科 サマーセミナー事務局
    〒060-0809 札幌市北区北9条西7丁目北海道大学大学院法学研究科内
    E-mail: coeip<at>juris.hokudai.ac.jp

    ※スパムメール対策のため特別な表記をしております。 

     送信の際は「<at>」を「@」にご変更ください。

北海道大学大学院法学研究科(情報法政策学研究センター)のウェブサイトに、サマーセミナーおよび研究奨励寄附金の詳細を掲載しております。https://www.juris.hokudai.ac.jp/riilp/よりご覧ください。