知的財産法研究会

           記

●日時:2022年3月8日(火) 14:00~16:30(JST) Zoomにて実施

●報告者:李遠杰(東京大学法学政治学研究科・研究生)

●テーマ:公衆電話ボックスを水槽に見立てた造作物の著作物性とその保護範囲が問題となった事例―金魚電話ボックス事件(大阪高裁令和3.1.14令和元年(ネ)第1735号)

●参考文献:
・田村善之[応用美術の著作物性が肯定された事例―TRIPP TRAPP事件―(上)(下)]ビジネス法務15巻10号43頁・11号96頁(2015年)
・奥邨弘司「応用美術」法学教室426号8頁(2016年)
・上野達弘「応用美術の著作権保護-「段階理論」を超えて-」パテント67巻4号(別冊11号)96頁(2014年)
・上野達弘・前田哲男『著作物の類似性判断:ビジュアルアート編』(2021年・勁草書房)123~192頁
・田村善之「著作権の保護範囲」コピライト61巻728号2頁(2021年)
・金子敏哉「現代美術に関する著作物性・類似性、依拠性の判断」Law and Technology94号65頁(2022年)