知的財産法研究会(2024/08/01)
記 ●日時:2024年8月1日(木) 13:00(JST)~ Zoomにて実施 ●報告者:橘雄介(福岡工業大学社会環境学部社会環境学科/准教授) ●テーマ:「修理する権利」と知的財産制度 ●参考文献: ・「修理する権利」一般について ①ARON PERZANOWSKI, THE RIGHT TO REPAIR: RECLAIMING THE THINGS WE OWN (Cambridge University Press 2022). ②橘雄介「米国及び欧州における修理する権利の動向:環境政策と知的財産権の交錯」福岡工業大学社会環境学部(編)『社会環境学へのアプローチとその展望―福岡工業大学社会環境学部20周年記念論集―』148頁(2021年) ③嶋崎禅那=寺田麻佑「欧州(EU)・米国における「修理する権利」と日本における「修理する権利」」研究報告電子化知的財産・社会基盤(EIP)2022-EIP-96巻26号1頁(2022年) http://id.nii.ac.jp/1001/00218151/ ④君嶋祐子「修理する権利:知的財産法の視点から」特許庁委託産業財産権制度調和に係る共同研究調査事業・2022年度派遣研究者研究成果報告会(2022年10月31日) https://www.jpo.go.jp/resources/report/takoku/document/sangyo_zaisan_houkoku/2022_01.pdf ⑤髙﨑仁=中岡起代子「修理する権利と知的財産権の保護」『最先端をとらえるESGと法務』171頁(清文社、2023年) ・「修理する権利」の各立法について ①鈴木康平「EU修理促進指令案の概要 : 「修理する権利」に関するEUの新たなルール提案」InfoCom T&S world trend report 409号14-19頁(2023年) https://www.icr.co.jp/newsletter/wtr409-20230427-ksuzuki.html ②古谷貴之「循環型経済と売買における契約不適合給付」産大法学57巻3=4号609-665頁(2024年) http://hdl.handle.net/10965/0002000056 ・特許権との関係について ①橘雄介[判批]特許研究77号52-79頁(2024年) https://www.inpit.go.jp/jinzai/study/No77.html ・意匠権との関係について ①橘雄介「Acacia事件を通して見るEUにおけるスペアパーツと意匠権:修理する権利論からの再評価の試み」福岡工業大学研究論集55巻2号79-96頁(2023年) http://hdl.handle.net/11478/00001753 ・商標権・周知表示・著名表示との関係について ①小嶋崇弘[判批]A.I.P.P.I.67巻6号30-55頁(2022年) ②小嶋崇弘「米国商標法における商標が付された商品の再販売および改変―ファッション分野におけるアップサイクルを中心に」吉田広志ほか(編)『知的財産法政策学の旅 : 田村善之先生還暦記念論文集 』156-176頁(2023年) |