第62号(2022年3月)

◆巻頭論文

データ駆動型人工知能の知的財産保護

酒井 將行        1

◆連続企画:創業年や来歴に関する表示と不正競争防止法・景表法の規律
      ―八ッ橋事件を題材に― その1

京銘菓八ッ橋の創業年や来歴に関する表示について不正競争防止法上の
品質誤認表示該当性を否定した判決―八ッ橋事件―

田村 善之・張  唯瑜    71

◆連続企画:特許権侵害に対する損害賠償 その 5

美容器事件及び二酸化炭素含有粘性組成物事件に係る各知財高裁大合議判決と
令和元年改正特許法の下での損害論についての考察

飯田  圭      99

◆論説

香りと味の標章性・著作物性再考 (2・完)―欧州の判決例等を手がかりに―

駒田 泰土    187

日本、中国、ドイツ、EPO 及び米国における進歩性に関する
裁判例の統計分析及び若干の理論上の問題について (7)

時井  真    201

◆判例研究

事業の内容が定まっていないことを理由に事業の準備を否定した事例

叶   鵬    265

音楽教室における楽曲の使用による著作権侵害の成否―ヤマハ音楽教室事件―

劉   楊    309

活動報告

執筆者紹介と奥付