サマーセミナー2025

2025年度 北海道大学サマーセミナー
最新の知的財産訴訟における実務的課題

――特許法をめぐって――

 北海道大学大学院法学研究科は、知的財産事件に携わる実務家を対象として、サマーセミナー 「最新の知的財産訴訟における実務的課題」を開催いたします。セミナーでは、知的財産訴訟の最新の問題点とその対策を、実務家向けにわかりやすく解説します。今年度は、特許法に関する課題を取り上げます。

日本弁理士会会員のみなさまへ:
 本研究科は、日本弁理士会継続研修の認定外部機関として認められております。
 このセミナーは、日本弁理士会の継続研修として申請予定です。
 日本弁理士会会員の皆様は、本セミナーをオンライン(Zoom)で受講し、所定の申請をすると、外部機関研修として1回受講ごとに2単位が認められ、全回受講の場合は最大16単位が認められます。
 なお、8/25(月)16:45~17:30に実施予定の韓相郁先生の講義は、講義時間の関係で、弁理士会の外部機関研修外の特別講義として実施いたしますので、弁理士会の研修としての単位を認めるものではありませんことをご留意ください。

対象   知的財産事件に携わる実務家(弁理士、弁護士、企業の知的財産部員等)
期間   2025年8月23日(土)~8月26日(火)
    [午前]10:00-12:30 [午後]14:00-16:30 (質疑応答、休憩を含む)
     ※一部の講義のみを選択して受講することも可能です。
会場   北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟 2F W203号室
      (https://www.juris.hokudai.ac.jp/riilp/map.html)
  オンライン(Zoom)でもライブ配信いたします。
  ※日本弁理士会会員の皆様で単位認定が必要な方は、オンラインでのみの受講か、会場での受講
   の際にWifi接続により端末接続しながら受講することで、外部機関研修の単位取得が可能です。
  ※端末は、ご自身でご用意ください。
受講費  無料
  ※本研究科運営のための「研究奨励寄附金」へのご協力を、1口2万円からお願いしており
   ます。
   寄附についての詳細は、こちら
  ※1口以上ご協力いただければ幸いですが、口数、金額にかかわらずお受けいたします。
講師
  鈴木 將文(早稲田大学法学学術院教授)
  竹中 俊子(University of Washington School of Law 教授)
  東海林 保(TMI 総合法律事務所弁護士)
  韓  相郁(韓国 金・張法律事務所弁護士)
  田村 善之(東京大学大学院法学政治学研究科教授、北海道大学名誉教授)
  中山 一郎(北海道大学大学院法学研究科教授)
  前田  健(東京大学大学院法学政治学研究科教授)

講義日程
 各講義の概要は、2025年度講義概要よりご覧ください。

開講日 開講時間 講師 テーマ
8月23日(土) 10:00-12:30 鈴木 標準必須特許を巡る論点と国際動向
14:00-16:30 田村 特許権の消尽論の新局面-リサイクルと
サプライ・チェーン-
8月24日(日) 10:00-12:30 竹中 アメリカ判例に学ぶ先端技術特許世界戦略
14:00-16:30 前田 ゲーム・ビジネス関連発明の特許性を巡る諸問題
8月25日(月) 10:00-12:30 東海林・中山・前田 AIと特許法
14:00-16:30 田村 複数主体の分担による特許権侵害
16:45-17:30 標準特許を取り巻く紛争の望ましい解決策
8月26日(火) 10:00-12:30 東海林 医療関連行為と特許権侵害
14:00-16:30 中山 特許法における裁定制度をめぐる課題

申込方法  こちらの登録フォームから、8月16日(土)までにお申し込みください。

懇親会   8月23日(土)17:30~20:00  会費 5,000円 (予定)  

連絡先 北海道大学大学院法学研究科 サマーセミナー事務局
    〒060-0809 札幌市北区北9条西7丁目北海道大学大学院法学研究科内
     E-mail: coeip<at>juris.hokudai.ac.jp
    ※スパムメール対策のため特別な表記をしております。
     送信の際は「<at>」を「@」にご変更ください。

 北海道大学大学院法学研究科(情報法政策学研究センター)のウェブサイトに、サマーセミナーおよび研究奨励寄附金の詳細を掲載しております。https://www.juris.hokudai.ac.jp/riilp/よりご覧ください。