最近の中国情勢と日中関係

国交正常化30周年を経た日中関係。
経済関係は緊密化しても、いまなお「友好」に代わる新たなヴィジョンは見えてこない。
政治外交の面で両国が信頼関係を深めていくことはできるのだろうか。
そして、地域統合の可能性が問われる東アジア。
地域秩序、ガバナンスを醸成する鍵はどこにあるのか、それとも欧州のようにはいかないのか。
中国大使・インド大使など外交の最前線を経験し、相手国から絶大な信頼を得た谷野氏にその経験と知見をうかがい、「アジアの中の日本」の将来像を探る。
 
講師
 谷野作太郎●前中国大使、元インド大使

司会
 山口二郎●高等法政教育研究センター長

基調講演講師/谷野作太郎 TANINO SAKUTARO

(株)東芝取締役、前駐中国大使、元インド大使。1936年東京都生まれ。東京大学法学部卒業。60年に外務省入省し、アジア局中国課長、駐韓国公使、内閣官房内閣外政審議室長などを経て、95年より駐インド大使、98年より駐中国大使。2001年に退官し、同年より現職。小泉首相タスクフォースメンバー、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科客員教授もつとめる。

 
◆日  時: 2003年7月24日(木)18:15~20:15(開場17:45)
◆会  場: 北海道大学学術交流会館小講堂
       札幌市北区北8条西5丁目(北大正門横)
問合せ: 北海道大学法学部   電話 011-706-3119

●主催/北海道大学高等法政教育研究センター

※入場無料、参加ご希望の方は直接会場へお越し下さい。※自家用車は構内に乗り入れできません。