シンポジウム 「〈価値相対主義〉再考」

本シンポジウムは、価値観の多様化と多元化が進む現代の社会秩序・法秩序において、20世紀法哲学の主要問題の一つであった価値相対主義が有する意義と可能性について再検討を試みようとするものです。主報告者には北大法学研究科で長く教鞭を執られ、この3月に定年退官をされる今井弘道教授(法哲学・法思想史)をお願いし、同教授の主要研究テーマであった価値相対主義問題について再論していただくと共に、ゲストには中堅として活躍の場を広げつつある法哲学者の宇佐美誠准教授(東工大)・中山竜一教授(大阪大)を迎えて、価値相対主義をめぐって多角的な理論的検討を行います。分野・専攻を問わずどなたでも、ご関心ある方のご参加を歓迎します。

日    時:2008年02月09日(土) 14:00~
場    所: 北大人文社会科学総合教育研究棟(W棟)W301会議室

◆ 報告
  今井弘道●北大法学研究科・教授
◆ コメント
  宇佐美誠●東京工業大学・准教授
  中山竜一●大阪大学・教授
◆ 司会
  長谷川晃 ●高等法政教育研究センター長

●主催: 北海道大学大学院法学研究科附属高等法政教育研究センター
●共催: 科研基盤S<法のクレオール>と主体的法形成の研究プロジェクト
●お問合せ先
 北大法学研究科附属高等法政教育研究センター
 電話 011-706-4005