センター・レクチャー 「女帝論と皇室制度の行方」
「女帝論と皇室制度の行方」
最近、天皇制度や皇室制度のあり方が、憲法改正とあわせて大きく取り上げられ、議論されるようになっています。中でも、女帝論の可否や皇室のありかたなど、様々な問題が取り上げられてきました。
そこで、戦後の象徴天皇制や皇室制度について、最新の研究をしておられるケネス・ルオフ氏をお招きし、戦後の皇室制度や天皇・皇族のあり方について歴史的に検討し、今後の皇室制度がどのようになっていくのか、ご意見を伺います。その後、会場の方々とも質疑を行うことで、現在の日本における天皇制度・皇室制度とその行方について、議論をする場を設けたいと思います。
日 時:2005年6月23日(木) 18:00~20:00終了予定
会 場: 北海道大学学術交流会館 1F 第1会議室
◆ゲスト・スピーカー
ケネス・ルオフ ●米国ポートランド州立大学助教授
コロンビア大学で博士号取得。著書『国民の天皇』(共同通信社、2003年)は、第四回大佛次郎論壇賞を受け、戦後における天皇制度・皇室制度の研究の第一人者として脚光を浴びる。1994年から96年まで、北大法学部で助手・講師を務める。
◆コーディネーター
松浦正孝 ●北海道大学付属高等法政研究センター教授
◆トランスレーター
高安健将 ●北海道大学法学研究科専任講師
●主催
北海道大学大学院法学研究科附属高等法政教育研究センター
●お問合せ
北海道大学大学院法学研究科附属高等法政教育研究センター
電話 011-706-4005
E-mail:jcenter@juris.hokudai.ac.jp