公開講演会 「私たちが政治家を“好き”と思うとき」

私たちが政治家を“好き”と思うとき

5年間に及ぶ小泉政治は、国民と政治家の関係も大きく作りかえたように思えます。先日の自民党総裁選挙でも、メディアに現れる政治家のイメージが、そのまま永田町の権力闘争に大きく影響しました。では、国民は何を考え、どのような理由で政治家に好感を持つのでしょうか。格差社会が出現し、社会経済の実態は普通の人々にとって住みにくくなる一方なのに、なぜ人々は自分たちを苦しめているはずの政治家を支持するのでしょうか。精神科医で、政治に対する発言も多い香山リカさんに、読み解いてもらいます。
 
日   時:2006年10月20日(金) 18:00~20:00(開場17:40)
場   所: 北海道大学 人文・社会科学総合教育研究棟203室
     (北区北9条西7丁目)

◆ 講演講師

20061020

香山リカ●精神科医・帝塚山学院大学教授

【かやま・りか プロフィール】
1960年札幌市生まれ。東京医科大学卒業。精神科医、帝塚山学院大学人間文化学部人間学科教授。新聞・雑誌・TV等の各メディアで、豊富な臨床経験を生かした社会批評、文化批評、書評などを幅広く発信、現代人の“心の病”について洞察を続けている。
『ぷちナショナリズム症候群』(中公新書ラクレ)、『<私>の愛国心』(ちくま新書)、『テレビの罠』(ちくま新書)、『老後がこわい』(講談社現代新書)など著書も多数。

◆ コーディネーター
 山口二郎●北海道大学公共政策大学院教授

*講演会後半は、香山氏とコーディネーターによる対談、および質疑応答を行います。

●主催:北海道大学大学院法学研究科 学術創成研究プロジェクト
●共催:北海道大学大学院法学研究科 附属高等法政教育研究センター
●お問合せ先
 北海道大学大学院法学研究科 学術創成プロジェクト事務局
 電話 011-706-3798

※入場無料、参加ご希望の方は直接会場へお越しください(会場定員200名)。
※自家用車は構内に乗り入れできませんので、あらかじめご了解ください。