ワークショップ 「解釈学(ヘルメノイティク)と公共性に関する一試論 ――A・カウフマンの法哲学を糸口に」

本ワークショップは、20世紀後半のドイツを代表する法哲学者アルトゥール・カウフマン(Arthur Kaufmann)の法哲学理論の展開を手がかりにしながら、ドイツ法哲学の現況の一面を探るものです。カウフマンは第二次大戦後のドイツ法哲学の牽引役を果たすと共に、多くの法哲学者を育て、また日本の戦後法哲学にも大きな影響を与えました。しかし、法の存在論から法の解釈学、あるいは価値の討議理論へと展開した彼の議論はまだ十分に検討されているとは言えません。本ワークショップでは、カウフマン法哲学に大きな関心を有しておられる吉岡剛彦・佐賀大学准教授にその意義や可能性について論じてもらいます。ご関心のある方の積極的なご参加を歓迎いたします。なお、本ワークショップは、北大法学研究科法理論研究会と共催です。

 

日    時:2008年03月07日(金) 15:00~
場    所: 北大法学研究科 3F 高等研センター会議室

◆ 報告者
  吉岡剛彦●佐賀大学・准教授
◆ 司会
  長谷川晃 ●高等法政教育研究センター長

●主催:北海道大学大学院法学研究科附属高等法政教育研究センター
●共催:北大法学研究科法理論研究会
●お問合せ先
 北大法学研究科附属高等法政教育研究センター
   電話 011-706-4005