ACADEMIA JURIS BOOKLET 2006 No.20

「市民は格差をどう考えているか」

橘木俊詔、白波瀬佐和子、池上岳彦、宮本太郎、山口二郎

第1部 基調報告

  1 現代日本の不平等問題 橘木俊詔

  2 高揚する不平等感と競争信奉 白波瀬佐和子

  3 財政調整制度はなぜ必要か 池上岳彦

  4 「囲い込み社会」の終焉と市民の公正観・政府像 宮本太郎

  5 リスク社会日本と公共部門の役割 山口二郎

第2部 パネルディスカッション

  1 格差は見せかけか

  2 努力主義と「平等」

  3 「人生いろいろ時代」に対応する仕組みを

  4 教育における参加保障型の重要性

  5 「小さな政府」と税制

  6 地域間格差と地方分権

  7 「国から地方へ」の本来の意味

  8 社会的連帯の確立を目指して

  9 深めたい「平等」の議論

巻末資料

  「大都市圏と地方における政治意識に関する世論調査」結果概要

booklet20

内容全文(PDF)

2007年03月05日発行(残部なし)

北海道大学大学院法学研究科
附属高等法政教育研究センター編

この「ACADEMIA JURIS BOOKLETシリーズ」は、北海道大学大学院法学研究科附属高等法政教育研究センターが開催したシンポジウム・講演会等の内容を記録するものです。
本号には、2006年3月17日にホテルグランドパレス(東京)で行われた、学術創成研究プロジェクト『格差』シンポジウムシリーズⅡ「討論 市民は格差をどう考えているか―東京都、北海道の世論調査にみる政府像・社会像―」の内容をおさめました。