講演会 「多重債務問題の現状と法改正の動向について」

多重債務問題の現状と法改正の動向について

北大法科大学院と北大法学研究科附属高等法政教育研究センターとが共同で、多重債務問題の第一人者として活躍されておられる宇都宮健児弁護士をお招きし、学生向け講演会を開催します。最近の法改正の動向も含めてお話をいただき、多重債務問題の考察を深めたいと思います。北大法科大学院は勿論のこと、法学研究科研究大学院、公共政策大学院、そして法学部の学生の皆さん、さらに他学部でも関心ある皆さんの来聴をお待ちしています。

日   時:2006年11月10日(金) 16:30~18:30
場   所: 北大人文・社会科学総合教育研究棟(W棟) 203講義室

◆ 講師

20061110

宇都宮健児●弁護士・東京弁護士

1946年、愛媛県に生まれる。1969年、東京大学法学部を中退し、司法研修所入所。1971年、弁護士登録。東京弁護士会副会長、日弁連消費者問題対策委員会委員長等を歴任。現在は全国クレジット・サラ金問題対策協議会事務局次長、クレジット・サラ金・商工ローンの高金利引き下げを求める全国連絡会代表幹事、全国ヤミ金融対策会議代表幹事、日弁連上限金利引き下げ実現本部本部長代行、地下鉄サリン事件等の被害対策弁護団団長として活躍中。主な著書に、『消費者金融 実態と救済』(岩波新書)、『多重債務被害救済の実務』(編著 勁草書房)、『ヤミ金・サラ金問題と多重債務者の救済』(明石書房)、ほか多数。

 

◆ 司会
 松久三四彦●北大法科大学院教授(民法)

●主催: 北海道大学法科大学院
     北海道大学大学院法学研究科 附属高等法政教育研究センター
●お問合せ先
 北海道大学法学研究科附属高等法政教育研究センター
 電話 011-706-3309