6. その他

Q. 7-1 法科大学院を修了した後、博士課程に進学することはできるのでしょうか。

A. 可能です。詳しくは、博士課程の募集要項をご覧下さい。

Q. 7-2 法科大学院の授業料はいくらになるのですか。

A. 804,000円です。

Q. 7-2-1 法科大学院の学生について、北大全体の授業料免除の規定を満たせば、他の大学院生と同じように、全額あるいは半額の免除等を受けることは可能でしょうか。

A. ①まず経済状況および学業成績に基づく通常の入学料・授業料の免除制度があります。詳しくは 北海道大学授業料等免除内規 をご覧下さい。
②さらに法科大学院の学生については、入学試験の成績のみに基づく入学料・授業料(初年度分)の免除制度(成績優秀者特別免除制度)も設けられています。毎年度入学定員の1割程度に適用されます。

Q. 7-3 私学の場合、学費が高いこともあり、財政支援に力を入れていると思います。独自の奨学金や金融機関との提携ローンなどです。北大に入学する場合、たとえば社会人が利用できるような奨学金等の財政支援はありますか。

A. 北大法科大学院独自の奨学金やローンはありません。日本学生支援機構(日本育英会)等の奨学金を利用していただくことになります。

Q. 7-3-1 課程修了後、最初の司法試験に合格できなかった場合、試験合格までの間、経済的な面で生活が不安です。そこで、法科大学院修了者が就くことのできる仕事(アルバイトを含む)にはどのようなものがある、あるいは想定されるのか、わかりうるもので結構ですので、教えてください。できれば、弁護士事務所などで働きながら次の試験合格を目指すことができれば、と考えています。

A. 今のところ、法科大学院修了者が特に優遇される仕事はないように思われます。各弁護士事務所がアルバイトを募集する場合もありますが、不定期で、統一されていません。また予備校等の講師、あるいは家庭教師も考えられますが、この募集も不定期で限られたものになっているようです。しかし、不合格になった場合、半年後に次の試験は迫っているので、準備に時間を割いた方が賢明だと思います。

Q. 7-4 施設について、建物は既存の校舎の共用でしょうか。また自習室や専用図書室はあるのでしょうか。

A. 現在のところ、建物は既存のものを利用していますが、在学生全員分の個席を備えた自習室や専用図書室を完備しています(いずれも24時間利用可能)。学習環境について詳しくは こちら をご覧ください。

Q. 7-5 北大法科大学院では"Campus Visit"のようなものを実施する予定はあるのでしょうか。また他大学からの受験生のための説明会などは行わないのでしょうか。

A. "Campus Visit"は予定しておりません。ただし、説明会は随時開催する予定です。決定次第、ホームページ等を通して公表します。

Q. 7-6 大学のホームページの交通規制のところに「自動車・オートバイ等による通学の禁止」とありましたが、これは法科大学院生も同様でしょうか。24時間の自習室など充実した設備が整えられていますが、それを利用すると逆に公共交通機関がなくなってしまう、というジレンマがあると思うのですが、いかがでしょう。自動車通学が許可される可能性はないのでしょうか。

A. 大学全体の定めにより、身体に障害がある場合等を除いて、学生は自動車(オートバイを含む)で通学することができないことになっており、法科大学院の学生についても同様の取り扱いとなります。また北大の周辺には学生向けのマンション等が多数存在します。徒歩圏内に住むのであれば上記のような問題は生じません。

Q. 7-7 北大法科大学院に合格した場合、たとえば入学後5月くらいにすぐに持病でその年の残り1年を休学することは可能でしょうか。

A. 可能です。まず4月1日から休学する場合は、入学手続の際に申し出てください(Q 3-4-15参照)。また5月1日から休学する場合には、4月中旬までに手続を行う必要があります(この場合、授業料は月割りとなります)。これ以降の時期からの休学も可能ですが、その場合には半期分の授業料を全額納付することになります。いずれにせよ休学することが決まった場合には、直ちに学事担当までご連絡ください。