吉田邦彦教授インドのジンダル・グローバルロースクールにて講演

法学研究科の吉田邦彦教授は、8月6日にインド・デリーの北の郊外ソニーパット にあるジンダル・グローバルロースクールで講演した。

クマール副総長の挨拶、パトナイク教授の紹介ののちに、同教授は、「東アジア・南アジアにおける補償と関係和解」というタイトルで、世界的な補償の動向、日本がかかわる事例、そしてインドにおける補償事例(グジャラット州の宗教対立、ボパール事故、インドの伝統的知識の簒奪など)という事例検討の後、関係和解のプロセス、補償問題における従来の不法行為法の変革の必要性などを論じた。出席者は、同ロースクールにおける教員および院生で、講演後には、慰安婦問題などについて熱心に質疑討論がなされた。

同ロースクールは、新進気鋭のロースクールで、インドでは最も国際的な人的交流の多いところで、北大法学研究科との今後の交流及び協定についても打診を受けることとなった。

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