総合大学である北海道大学法学部では、専門分野に進む前の1年次は全学教育科目を履修します。ここで教養や言語を身につけ、視野を広げることに力を注ぎます。それを基礎として、2年次からは専門科目を中心に履修し、2年次第2学期からは法専門職コースと総合法政コースのいずれかを選択して専門教育を受けることになります。

コース紹介

法専門職コース

基本的な実定法についての「骨太の」知識を身につけ、法知識を生かした専門職に就くことを目指すコースです。

想定進路

  • 法科大学院を経由した法曹(弁護士・裁判官・検察官)
  • 司法書士
  • 行政書士
  • 裁判所職員
  • 弁理士
  • 税理士
  • 社会保険労務士などの準法曹
  • 法律知識を生かした職業人(民間会社の法務部、公務員など)
  • 研究者など

選択科目モデルケース

憲法・民法・刑法・商法・会社法・刑事訴訟法・民事訴訟法・知的財産法 など
以下は、とある学生の実際の履修登録実績です。

2年次第1学期
 
1講時 北海道大学の歴史   中国語III
2講時 民法I 憲法I 民法I 現代政治分析
3講時 中国語III 現代政治分析 刑法I
4講時   刑法I  
5講時 中国語演習     法律実務特講  
1年次第2学期
1講時 法学入門II 英語演習 体育学A
2講時 ドイツ語II 法学入門I ドイツ語演習
3講時 情報学II 日本中世の朝廷と幕府 英語IV
4講時 英語III 基礎演習 ドイツ語II
5講時 生命倫理
-社会の哲学的葛藤-
2年次第2学期
 
1講時 地方自治論 比較政治 民法II
2講時 刑事訴訟法 商法I 民法II 地方自治論 商法I
3講時 国際法I 刑法II 国際法I 比較政治
4講時 憲法II   刑事訴訟法   刑法II
5講時          
3年次第1学期
 
1講時 行政法I 政治学 民法III 国際法II
2講時   法と経済学I 行政法I 商法II
3講時 民法III 商法II 経済法
4講時 政治学 国際法II     経済法
5講時   演習III      
3年次第2学期
 
1講時   行政法II
2講時 法社会学 労働法 知的財産法 労働法 知的財産法
3講時 民法IV 民法IV
4講時 行政法II   法社会学  
5講時   演習II      

年度により実施科目・開講時期・時間割が異なります。

総合法政コース

社会の多様な分野で活躍することを希望する学生が、その前提となる法的素養と政策判断能力、さらには広い視野と国際感覚を身につけることを目指すコースです。

想定進路

  • 公務員
  • 民間企業
  • 外交官
  • 国際機関職員
  • ジャーナリスト
  • 研究者
  • NPO職員
  • など

選択科目モデルケース

憲法・行政法・国際法・地方自治論 など
以下は、とある学生の実際の履修登録実績です。

1年次第1学期
1講時 法学入門II 法学入門I 民法入門 いまどきの「常識」を考える
2講時 ドイツ語I 体育学A
3講時 政治学入門I 英語II
4講時 英語I 社会科学の学び方 ドイツ語I 情報学I
5講時 王陽明の朱子学批判
1年次第2学期
1講時 法学入門II 英語演習 体育学A
2講時 ドイツ語II 法学入門I ドイツ語演習
3講時 情報学II 日本中世の朝廷と幕府 英語IV
4講時 英語III 基礎演習 ドイツ語II
5講時 生命倫理
-社会の哲学的葛藤-
2年次第1学期
1講時 アメリカ政治史 ドイツ語III
2講時 民法I 憲法I 民法I アメリカ政治史
3講時 ドイツ語III 憲法I 刑法I
4講時 演習I 刑法I
5講時 法律実務特講
2年次第2学期
1講時 地方自治論 ヨーロッパ政治史 民法II
2講時 商法I 民法II 地方自治論 商法I
3講時 国際法I 刑法II 国際法I 演習I ヨーロッパ政治史
4講時 憲法II 刑法II
5講時
3年次第1学期
1講時 民事訴訟法I 法哲学 民法III 国際法II
2講時 日本政治史 日本政治史 法哲学
3講時 民法III 経済法
4講時 国際法II 民事訴訟法I 経済法
5講時 演習III

年度により実施科目・開講時期・時間割が異なります。