ジェサップ国際法模擬裁判大会国内予選 英語の弁論・申述書で総合準優勝

2月18日・19日に同志社大学にて行われた国際法模擬裁判大会P. Jessup International Law Moot Court Competitionの国内予選に本学法学部生が出場し、総合準優勝、原告・被告ともに書面第2位、個人弁論優秀者として山田健斗さんが第5位の成績を収めました。
元国際司法裁判所裁判官Philip C. Jessupの名を冠した同大会は、米国の国際法学生協会International Law Students Association (ILSA)が主催し、世界87カ国550校から参加者が集まる世界で最も規模の大きな模擬裁判大会です。
大会は国連の司法機関である国際司法裁判所を模したもので、参加者は架空の国家間紛争について、英語による申述書の作成及び口頭弁論の二部構成で原告・被告両方の立場から国際法に基づく主張を展開します。
今年は、越境帯水層の衡平利用、自然遺産/文化遺産・文化財の保護、難民・移民の受け入れに伴う費用請求など、タイムリーな問題が論点となりました。
本学からは、法学部専門科目演習Ⅱ(担当教員:児矢野マリ、伊藤一頼、トビアス・シュトレッカ)の一環として筧拓也さん、今井駿司さん、山田健斗さん、後藤主樹さん、加藤岳志さんの5名が同大会に出場しました。
惜しくも優勝は逃しましたが(優勝校は米国ワシントンDCでの世界大会に出場)、過去に世界大会に出場した経験のあるドイツ人コーチ2名の助けも借り、初出場ながら総合準優勝の成績を収めました。
また、同じ問題について日本語で申述書作成、口頭弁論を行う大会(JILSAカップ)も同時に開催され、本学からは松本安未さん、鈴木真美さん、河津真理奈さん、安達光太郎さんの4名が出場し健闘しました。
 
International Law Students Association (ILSA) ウェブサイト https://www.ilsa.org/jessuphome
日本国際法学生協会(JILSA)ウェブサイト http://jilsa.web.fc2.com/jessup.html#works01
 

口頭弁論の様子1(準決勝)

口頭弁論の様子2(決勝)

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