法学部同窓会寄附講演会を開催いたしました。
北海道副知事土屋俊亮氏(昭和55年農学部卒)をお迎えして、10月31日、法学部同窓会講演会を開催いたしました。
「北海道に育てられた私が、北大生の皆さんに期待すること」というテーマのもと、学生時代の自分史から始まり、 人口論や気候変動を補助線として、食や観光の面で強力なブランド力を持つ北海道の特性に基づき、北海道で働くことの魅力を温かいなかにも情熱的に語られました。
畜産職として入庁以来、農政畑を中心に厚生労働省労働部局でも勤務した幅広い経歴に裏打ちされたお話しは、法学部生はじめ文系学部の学生にとっては非常に貴重で新鮮なものでありました。
特に、「最も強い者が生き残るのではない。最も賢い者が生き延びるものでもない。 唯一生き残ることができるのは変化に対応できる者である。」というダーウィンの言葉は、感想文にも頻繁に引用され、多くの学生の心に深く刻まれたようです。
学生の進路選択の一助として、多様な人材の宝庫である同窓会の組織力を活用して、 先輩たちの経験や思いを語って頂くという企画は、講師として土屋俊亮氏をお招きできたことに加え 、職員や教員の皆様のサポートのもと、昨年に引き続き好評を得ることができました。